2015年11月19日木曜日

Kinect + Raspberry Pi 2 で監視カメラを作る(1)

XBOX360のキネクトが余っていたので、ラズパイと組み合わせて寝ている我が子を見守るための監視カメラを作れないかやってみた。

OSのインストール

ラズパイを触るのは初めてなので、まずはOSをインストールするところから。
  • 公式ページに行って素直にNOOBSをダウンロード
  • Zipファイルを展開
  • 手持ちのMicroSDカードにコピー
    ※公式ページにはフォーマットツールをダウンロードしろとあったが、エクスプローラーから普通にFAT32でフォーマットしたら普通に使えた
  • Raspbianをインストール
かなりお手軽にインストールできた。
いまどきはISO焼き込んだりextでフォーマットしたりしなくて良いのね。

WiFi設定

あまり深く考えずに、ラズパイを購入したときにAmazonでおすすめされたBuffaroのWLI-UC-GNMを一緒に購入
相性が悪ければ最悪ドライバのビルドとか必要かなと思ったが、挿すだけで何もしなくても認識してくれた。ありがとうAmazonさん。
  • WPAの設定
    > sudo su -
    > cp /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf.orig
    > wpa_passphrase SSID PASS_PHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
    > ifdown wlan0
    > ifup wlan0
    > exit
  • 無線ルーターで固定アドレスに設定
  • Windows用のSSHクライアントとしてRLoginを落としてPCから接続
これで電源だけ繋げば後はリモートで作業できる。

RDP設定

基本はSSHで作業するつもりだが、画像確認などで画面飛ばせた方が便利かと思って一応RDPも設定しておく。

> sudo apt-get install xrdp

PC(Windows)側からはリモートデスクトップで繋げればOK

Kinectを繋ぐ

やるまえに色々調べていたが、結局USBに挿したら何もしなくても認識してくれた。
/dev/video0 が出来ているのを確認。

camoramaで表示

念のため、リモートで配信する前にリモートデスクトップで繋いでローカルできちんと見えるか確認。
> sudo apt-get install camorama
> camorama -d /dev/video0

ストリーミング

  • motionをインストール
      > sudo apt-get install motion
  • /etc/motion/motion.confを編集
      daemon off → on
  • /etc/default/motionを編集
      start_motion_daemon=no → yes
  • 自動起動設定
      update-rc.d motion defaults
で、再起動してPCのブラウザで先ほど設定したIPアドレス:8080にアクセスするとコマ送り状態だがキネクトカメラの画像が見える。
ただ、Chromeからは見えたが、Edgeではファイルの無限ダウンロードになってしまい正常に見えなかった。

一応これでお手軽に最低限監視カメラとしての機能は実現できたが、現状では
  • チルトが出来ない
  • ノーマルカメラでは暗い部屋ではほとんど見えない
と、Kinectの機能を全く生かせていないので、この辺をもうちょっとなんとかしていきたい。

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